WordPressサイトはその時々の情報鮮度が命となります。コンテンツ自体の内容が古いものですと、ユーザーの興味を無くしてしまい、ページ自体のデザインが古いと、今のスマホ主流検索にマッチせず見づらいホームページとなり、ユーザーの使用満足度を大きく下げてしまいます。
今回は代行業者へWordPressサイト修正・更新を依頼する際の費用相場をご紹介します。
WordPressサイト修正の費用相場
WordPressサイト修正・更新を行う際には〔作業内容〕〔作業項目〕〔作業単位〕をホームページ修正や更新の代行業者に確認してから見積もりを算出する場合が多いです。
テキスト修正
店舗移転に伴う住所変更や新商品の説明、各種イベント告知などの際に、テキストの変更、文字数の増減を行う場合に費用が発生します。一般的には1,000円から2,500円程度で1つのテキスト修正が可能です。
地図の更新
店舗情報には欠かせないけGoogleマップの修正・更新などを行う際に費用が発生します。相場としては5,000円から8,000円程度となります。
ページの追加
ホームページに新たなページを設ける際に費用が発生します。主に2種類に分類され、
- テキストがメインのページ
- 画像や動画がメインのページ
により修正価格が変わります。
1の場合は1ページ追加する毎にHTMLの修正・更新を行い、次のページまで誘導する構築を行う為、15,000円程で修正可能です。
2の場合は上記追加に画像の登録・取込を実装させるHTML構築が追加されますので25,000円から30,000円程の費用が発生します。
レイアウトの修正・変更
ホームページ内の画像やテキスト位置を変更することが出来ます。これは既存画像の位置変更を言いますので、新たな画像を使用する場合は別途費用が発生します。
また、一部のセクションを追加するなどもレイアウト変更として依頼でき、費用は5,000円程度で済みますが、大幅な修正を行う場合はHTMLの構成自体を大幅に変更することに繋がりますので、30,000円から50,000円前後の費用と修正依頼から反映まで時間がかかる事を見積もっておくといいでしょう。
カラー修正
テキストカラーの変更やページ背景のカラー変更を指します。これはHTMLかタグのカラーを変更するだけの作業となりますので、比較的に低価格で修正が可能です。費用としては10,000円前後となります。
また、テキストフォントの変更も同価格帯で変更可能です。
メニューの修正
既存メニューから派生させる場合に適用される修正項目となります。
あくまでも〔既にあるメニューの修正・変更〕となりますので、新たなメニューを追加する場合は別途費用が発生します。
PC環境のホームページの場合、現在のメインとなるスマホ対応ホームページへ変更したい時に〔レスポンシブデザインに変更する為のメニュー構築〕が必要となり、上記新たなメニューの追加が必要となるでしょう。
また、画像を選択して新たなページへ誘導する場合も、画像本体に特殊なフォントが使われている場合がありますので、対応できない又は別途費用が発生する事があります。
費用帯は簡易変更で5,000円から8,000円、大幅な変更で30,000円以上を見積もっておくべきでしょう。
画像の取込み
一番更新頻度が高いといえる画像の取込みは、一般的に1枚当た2,500円から3,000円程度の相場となります。その際には〔写真撮影の有無〕〔画像編集の有無〕などで追加費用が発生することが多い様です。さらに上記でご紹介した〔画像から別なページへ飛ぶためのHTML構築〕を行うなどの特殊な処理の場合も別途費用が発生します。
動画の撮影〜取込み
動画に関わる編集や更新は軒並み高額になっています。
まず、インタビューなどの場合は撮影スタッフなどの人件費も費用にさ加算されることが多く、1本当たりの単価は50,000円から80,000円前後となります。
次に企業において自社アピールを行うための動画については、撮影する素材の数が多く、さらに編集なども行う為、200,000円前後で実装する代行業者が多い様です。
最後に、商品や自社サービスをアピールする為の動画は、ユーザーに直接伝えやすいコンテンツとなる為、250,000円から400,000円と高額になるケースが多々あります。
WordPressサイトの修正依頼をする際の注意点
ホームページ制作をした会社とは別な業者にホームページ修正・変更を依頼する場合は下記の点を注意した方がいいでしょう。
制作時の契約(修正などに関して記載があるかどうか)
ほとんどの場合、修正回数の記載や制限があります。また、修正不可の項目がある場合もありますので、契約時に修正や更新に関して確認すべきでしょう。
サーバーとドメインの契約者は自社になっているか
ホームページ制作を制作会社に任せた場合、どちらも契約者は〔制作会社名義〕になっている場合があります。このままでは各修正などを別な代行業者へ依頼することができないので、登録者名義の変更手続きが必要です。
WordPressサイトジのHTML自体の著作権はだれがもっているか
制作会社側に著作権がある場合はHTML構成を勝手に変更してしまうと著作権侵害にあたります。
この3点に気をつけましょう。どれも一度トラブルを起こしてしまうとホームページ自体修正や更新ができない場合や、最悪訴訟などに発展するケースもあります。
最後に
ホームページを修正する際は専門的なスキルを使う場合が多く、失敗してしまうと表示されない、ホームページ自体が重い、などの問題が発生します。自社の集客やアピールが滞ってしまうので、しっかりと代行業者などと打ち合わせ、見積もりを行い、無理なく修正をおこなっていきましょう。