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ワードプレスサイトの更新や編集を依頼する際のトラブル事例

  • この記事を書いた人
  • Kazuha Tokita
  • 2024.02.16
  • WordPress

 

WordPressサイトを更新しないと、新商品の情報やイベント情報など、認知していただきたい情報を提供できず、他社に見込み客を奪われてしまう他、googleでの検索結果も上位に上がらず、そもそもホームページを見てもらえないということに繋がります。

とはいえ、WordPressサイトを更新・修正することでトラブルも発生します。たとえば、ページが表示されなくなったり、スマホやタブレットのデザインが崩れてしまったり、CMSなどの管理画面に入れなくなってしまったということです。

ということで、今回はWordPressサイト更新・修正でのトラブル事例を紹介します。

 

WordPressサイト更新・修正を行う際のトラブル事例

 

WordPressサイトに詳しい人材が退職してしまって修正や更新できない

ホームページ更新管理でよくある事例が、ホームページに詳しい人材が退職してしまうことでホームページが更新できなくなるということです。

担当していた方に任せっきりにしており、引き継ぎできる適任者もおらず、退職までに更新や修正の手順や方法のマニュアルの作成も終わらず、いざ更新のタイミングが来ると誰も分からないという状況です。

HTML、CSSによる更新となると、マークアップ言語を読めないと、そもそも取りかかれないし、どこを書き換えたら良いかわからないとなります。

JavaScriptなどを用いていれば尚更、分からない点も多くなります。

 

お客様からのクレームにつながるケースも

こうした場合でも更新しないと、古い情報が書き換わっておらず、最近だと円安の影響で価格変更をしなければならないのに、ホームページ上では古い価格のままで、いざお客様から注文が入った際に、上がった価格で注文を受ける説明となり、クレームに発展するというトラブルにもなります。

 

WordPressサイトに詳しくない人が更新・修正・設定したら表示されなくなった

WEBサイトに詳しくないのに、更新・修正・設定したら表示されなくなったというトラブルの発生も多いです。

WordPressなどのCMSの情報がインターネットでたくさんあるために出来そうだと思い、試してみると、ページが表示されなくなったり、必要な管理画面先が見つからなかったり、別の管理画面での設定を変えないまま更新しようとしてエラーが出てしまいます。

 

WordPressなどの更新であれば、文章や画像の差し替えで内容は更新できます。

しかし、ログイン画面にたどり着けなかったり、IDやパスワードが分からなくなっていたり、ブロックエディタの基本的な使い方がわからず、結果として更新に失敗して、エラーという結果になってしまうことが多いです。

 

他ブラウザやスマホで表示崩れが発生する

スマートフォンでWebサイトを閲覧する人は多く、Googleでもスマホ対応をしているサイトは高く評価されますので、スマホ対応は必須です。スマートフォンのデザインの仕上がりが微妙というのはかなり痛いです。

ただ、全てのブラウザ、多種多様な画面サイズのスマートフォン全てで同じように表示させる、崩れがないというのは不可能に近いです。主要なブラウザやスマートフォンで問題なければ良しとしましょう。

しかし、日本人に多いiPhoneで崩れて表示されて、文字が重なっていたり、画像がかぶさっているとなると、わざわざ読みにくいホームページからはさっさと離脱されてしまうので、こちらはきちんと対応しましょう。

 

WordPressサイト制作の委託先や代行とのトラブル

 

自社ですべて管理せずとも、委託や代行のホームページ制作会社にホームページを更新する際にもトラブルはつきものです。委託先でなく委託している会社側が起因となるケースも多いです。

 

お客様支給の素材に関するトラブル

更新の際に、お願いしていたホームページで使う素材の提供が遅れてしまうケースが多いです。

  • 差し替え用の写真
  • 代表からのメッセージで使う文章
  • 新しいデザインになったロゴ
  • 次回のイベントの告知のイメージ画像と文章
  • 新商品に使うイメージ画像と文章

これらの素材が遅れるケースは多いです。

素材の提出が遅れてしまえば、制作自体は予定通り作業を進めていても、揃わなければ更新できないという事態になります。

 

ドメインやサーバーなど契約に関するトラブル

サイト公開後もそのまま管理者は委託先の制作会社となっており、更新のタイミングでは委託先の会社が変更となっていて、前の会社がドメインやサーバーの管理をしていたから、ログイン情報やIPなどが自社で分からず、更新作業が滞るというトラブルです。

 

デザインの修正などでとんでもない出費につながった

やっぱりこうしたいなど、細かな要望が更新時にはつきものです。どこからが契約の範囲内で、どこからが追加費用になるのか、どこまでの修正なら無償なのか、必ず更新などをする前にきちんと確認して、作業に取りかかりましょう。

委託会社の方から伝えられていても忘れてしまい、言った、言わないというトラブルにも繋がります。

ちょっと修正しただけじゃん、というのが代行側ではデザイナーやディレクター、コーダー数名でとりかかる大掛かりな作業だったということもあります。

更新作業が終わって、支払い用紙を見たら、想定以上の金額でびっくりするというトラブルも多いです。

 

WordPressサイト更新・修正でのトラブル事例のまとめ

以上がホームページ更新・修正でのトラブル事例となります。気をつけなければいけない点や、管理しておかないといけない情報、こちら側の不手際がないように、更新での作業タスクの確認や契約内容の詳細を詰めておくなど、参考になりましたら幸いです。

 

 

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Kazuha Tokita

WordPress専門ライター

ITテクノロジー学科の大学卒業後、デジタルマーケティングを専門で行う企業にて約10年間WEBディレクターとして活躍する。同時期に、WordPressでWEBサイト制作やWEBメディア運営を行う。
現在は、WordPressの専門ライターとして多方面で活動中。