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ワードプレスサイトを自分で修正・更新する場合のメリットとデメリット

  • この記事を書いた人
  • Kazuha Tokita
  • 2024.03.22
  • WordPress

 

WordPressサイトを自身で立ち上げ、修正や変更を行う際には、ある程度のPCスキルが必須となります。また、単語の理解やプログラム基礎の知識も併せて持つ必要があり、初心者では躓いてしまうこともあるでしょう。

ですが、逆に基礎知識さえ身につけてしまえば簡単なWordPressサイト修正などを自身ですぐに行える為、様々なメリットが生まれてきます。

今回は自身によるWordPressサイト修正、変更におけるメリットとデメリットを解説します。

 

WordPressサイトを自身で修正・変更する際のメリット

 

費用がほぼ発生しない

ホームページ制作会社で自社ホームページを制作し、運用・修正・変更を行うとすると、初期費用だけで100,000円から500,000円、場合によってはそれ以上のけ金額が発生します。

さらに月々の保守管理費や画像の差し替え、リンク作成、メールフォーム作成など様々な修正を加えればランニングコストで月10,000円から50,000円ほどを見ておくべきでしょう。

それに比べて自身で作成、修正、運用する際には費用は月々のドメイン代やサーバー利用料程度ですので、代行業者へ委託する場合よりもかなり低額でホームページを運用することが可能です。

 

画像や動画、ページ数も自由に決定できる

CMSにもよりますが、自身のホームページに使用する画像や動画の使用枚数を自由に決定することもメリットの一つです。発信したい画像などを的確に取り入れる事で、ユーザー満足度の高いホームページに修正、更新が可能です。

ユーザーは常に新しい情報を求めている傾向にあると共に、過去の情報にも適時目を向けています。過去の情報も検索しやすく、2〜3ステップで情報取得までできると尚良いでしょう。

 

好きなタイミングで修正が可能

代行業者を利用してホームページ修正をする場合、《打合せ、見積もり、構成、修正》という順序が必要なので、少なくとも依頼から1週間〜10日前後反映するのに時間が掛かります。自身で修正する場合には、空いた時間に必要な情報を取り入れ、発信するだけなので時間的なロスが少なくなります。

 

マーケティング力の向上

自身で修正、変更する為の材料として、自然とユーザーの求めている情報を収集する癖がつくため、新しい情報を常に取り入れる必要があります。これによりマーケティング能力が今以上に向上し、よりユーザー目線での商品開発やイベントを打ち出すことが可能となるでしょう。

一般的にはGoogleアナリティクスやキーワード選定サイトなどを使い、自身のホームページへのユーザーの入口と出口を調べ、自身の新たなコンテンツを生み出すという使い方をします。

また、意見箱や問い合わせメールフォームを設定しておけばユーザーの希望を生で知ることが出来るので、ユーザーとの繋がる項目は必須となるでしょう。

 

 

WordPressサイトを自身で修正、変更する際のデメリット

 

高度な編集には知識が必要となる

簡単な修正や変更は可能ですが、PHPの構成などを行う場合、素人が下手にいじってしまうとホームページ自体を破損させる恐れがあります。

特に検索エンジン上位表示を目指しているのであれば、徹底したSEO対策を行い、他企業のホームページと競い合わなければなりません。SEO対策にとってPHPタグの構成は必要不可欠で、検索エンジン側に『このホームページは安心で優良である』と認識させる必要があります。そういった場合に、ホームページ制作が本業でない人には負担が大きくなる可能性があります。

 

情報を入れたいがあまり詰め込みすぎる傾向が強い

自身のホームページを充実させたい気持ちが強すぎると、無駄な情報が多くなってしまい、ユーザーの求める情報が埋もれてしまいます。その線引きが1人運営する際には適切に判断できない場合が多くなるでしょう。

特に画像や動画を詰め込み過ぎると、ホームページ自体が重くなってしまい、表示まで時間が掛かる、特定の媒体でしか表示されないなどの問題が発生してきます。

 

現代のユーザーにマッチするWordPressサイトに出来るか不明

今のユーザーはPCでWebサイトを閲覧するよりも、スマホで情報収集を行うのが主流になっています。その為、PCに合わせたホームページを作ってもスマホでは見づらく、ユーザーの購買意欲を減退させたり、場合によっては流失まで考えられます。

それを回避する為の手段としてWordPressサイトのレスポンシブデザイン化がありますが、これは専門知識がないとできません。

 

情報鮮度と信ぴょう性の一定化

メリットの部分でもある《好きなタイミングでの更新》は、デメリットも生み出しやすくなります。

それは、情報鮮度は新鮮なものの、その情報自体の信ぴょう性や確定的要素の情報収集を行う時間が取りずらくなってしまうというものです。新しい情報ほど慎重に調査を行うべきところを時間が取れずホームページに掲載してから、更に修正をかけるという二度手間を生む場合があります。

ホームページを修正、変更する際には、ユーザー満足度をより高くしていくという名目をもって行うべきであり、自身の自己満足だけではいいホームページを運営することは出来ません。

 

サーバにHPのファイルを自分でアップロードしたりする必要が出てくる

WordPressサイトを修正・更新する場合、PHPファイルを自分で修正して、そのファイルをレンタルサーバの指定のフォルダに自分でアップロードする作業などが発生してきます。そういった作業が慣れている人ならいいのですが、そうでない場合、サーバでの操作などを誤ると最悪、ホームページやサーバー内のデータを消失してしまう恐れなどが発生します。

 

最後に

WordPressサイト修正を自身で行う際には、ある程度の基礎知識とそれを行う為の時間、掲載する内容の信ぴょう性を確かめる情報収集を行う時間などが必然的に必要になってきます。

ECサイトなど直接ユーザーと金銭が発生する様な場合や、企業向けのWordPressサイトの場合は、ホームページ制作会社への修正、変更を代行業者に依頼しておくのが無難と言えます。

 

 

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Kazuha Tokita

WordPress専門ライター

ITテクノロジー学科の大学卒業後、デジタルマーケティングを専門で行う企業にて約10年間WEBディレクターとして活躍する。同時期に、WordPressでWEBサイト制作やWEBメディア運営を行う。
現在は、WordPressの専門ライターとして多方面で活動中。